スイカと美容とダイエット

スイカと美容とダイエット:肌が老化する原因とその対策について

皆さん、スイカが美容とダイエットにとって素晴らしい効果を持っていることをご存知ですか?このブログ記事では最新の研究に基づき、肌が老化する原因について述べ、スイカが美容とダイエットにどのように役立つのかをご紹介いたします。

肌が老化していく原因って?

肌が老化する原因とは?

肌の調子って皆さんは気にされていますか?肌はその日の体の調子を測る判断材料となります。そのため、不摂生が続き、疲労が溜まってくるとニキビや肌荒れが起きやすいですよね。

肌の不健康な状態が続いてしまうことは、肌の老化を加速させ、シワ、シミ、たるみの原因となってしまいます。

これまで肌の老化に関する調査が多数行われており、肌の老化を促進させてしまう要因が特定されてきました。

肌の老化には「改善できない要因(内因性要因)」と「改善できる要因(外因性要因)」があるとされています。以下で詳しく説明していきます。

1.改善できない要因(内因性要因)

改善できない要因

改善できない要因には年齢・遺伝・性別などが挙げられます[1]

年齢

年齢を重ねると、どうしても肌の弾力が失われ、シワやたるみが目立つようになります。

これには体内でコラーゲンやエラスチンといった、肌を支える成分が減少することが関係しています。加齢に伴って皮膚が薄くなることがわかっており、肌荒れが起きやすくなったり、毛細血管などが皮膚に浮き出てしまったりしやすくなると言われます。

遺伝

遺伝も大きな役割を果たします。例えば、アジア人はシミができやすい傾向があり、白人はシワが目立ちやすいと言われています[1]

そのほかにも、親からの遺伝によっても肌の老化のスピードが異なってくる可能性があります。

性別

男性も女性も加齢に伴って皮膚が老化していくことは変わりませんが、皮膚の性質は異なります。

女性と男性で以下のような肌の違いがあるとされます。

・肌の厚さが薄い傾向にある

・毛穴の皮脂および汗の分泌量が少ない

[2]より引用

そのため、男性と比べると乾燥に弱く、保湿をしっかりしてあげることがスキンケアでは大事になってきます。また、女性は閉経後に肌の老化(皮膚の厚さ減少など)が加速すると言われています[2]。これはエストロゲンなどのホルモンバランスの変化が引き起こしているとされます。

こうした理由から男性の肌の老化は徐々に起こりますが、女性は4050歳代を境に急激に肌の老化が進んでしまいます。

 

このような遺伝的要素は、自分ではコントロールが難しい部分であり、改善できない要因とされます。

2. 改善できる要因(外因性要因)

改善できる要因

一方で改善できる要因には紫外線、大気汚染、栄養の偏り、喫煙、ストレス、睡眠不足などが挙げられます[1]

紫外線

紫外線を浴びると、皮膚の老化が促進されます。紫外線が原因で起こる肌の老化を特に「光老化」と呼びます。

研究によると、11時間以上の紫外線を浴びるとシワが増えるとされ、紫外線を浴びる量が多いほどシワが増加すると報告されています[1]。シワ以外にも色素沈着、見た目年齢の老化、たるみに影響があると報告されています[1]

また日焼け止めの使用はシワの増加を防ぐ作用が報告されています[1]

日に当たることは健康にとって必要不可欠なことですが、長時間に及ぶ場合は日焼け止めを使うことが大事です。

大気汚染

いくつかの研究によると、汚染された大気に体がさらされるとシミやシワが有意に増加したと報告されます[1]

日本は比較的大気汚染の程度が低いですが、PM2.5や黄砂が飛来してきている時などは外出を控えたり、マスクをつけるなどの対策が必要かもしれません。

栄養の偏り

食の西洋化によって、日本の食生活もジャンクフードが多くなってしまいました。このような食事は美容やダイエットには好ましくありません。

研究によると、野菜や脂肪酸の摂取不足が肌の老化を促進してしまうことが示されています[1]

また、アルコールの摂取量にも気を配る必要があります。一日40gを超えるアルコールの摂取がシワの発生と関係があると報告されています[1]

これは日本酒2合程度または、瓶ビール2本程度の量に相当します。

喫煙

喫煙は「百害あって一理なし」と言われるように、肌に対しても害を与えます。

タバコを吸っている人はシワが増加し、吸っている年数が長いほどシワが増加しやすい傾向があったと報告されます[1]

また本人が喫煙者でなくても、受動喫煙によって肌にダメージを負ってしまうケースもあるので注意しましょう。

ストレス

ストレスによっても、肌の健康は損なわれます。

ストレスを感じると体内でストレスホルモンが作り出されます。ストレスホルモンは免疫を低下させるため、肌の皮膚バリアが弱くなり、ニキビや肌荒れを引き起こします。

睡眠不足

睡眠不足も肌の老化に関連します。

睡眠不足は外見の魅力低下に繋がり、垂れ下がったまぶたやシワを含む顔の老化サインの増加に関連しています[1]

 

これらの要因は意識的に改善することができるため、スキンケアのために私たちが意識するのは「外因性要因」となります。

皆さんも日常生活で心当たりがあったのではないでしょうか?

筆者も飲み会や夜更かししてしまったの次の日って、肌荒れすることが多い気がします💦

肌の老化の原因

肌の老化の犯人とは

ここまでご紹介した皮膚を老化させる要因には共通点があります。それは、体を炎症させるということです。

「炎症」という言葉は、怪我や病気のときに聞くことが多いかもしれませんが、実は美容やダイエットにも深く関係しています。

近年ではこの「炎症」というものが老化や生活習慣病の犯人であるとされています。

炎症が老化を促進する

特にこの「炎症」が肌の老化を加速させ、体重増加にも大きな影響を与えるのです。体が酸化ストレスを受けている状態のことを「体が錆びついている」と表現することもあります。

「炎症」とは、体がダメージを受けたときに修復するための自然な反応です。短期間であれば問題ないのですが、これが慢性的に続くと体に悪影響を与えます。

例えば、疲れやすかったり、顔色が良くなかったり、肌荒れが続いたりする場合、高い確率で体内では慢性的な炎症が起こっています。

また、「炎症」は肌だけでなく、全身の老化とも密接に関係していると言われています。

つまり、外見の美しさのためには体の内面から健康的であることが大事になってきます。

炎症の原因

「じゃあ、どうして炎症が起こるの?」と思うかもしれません。

その一つの原因は「活性酸素」と呼ばれるものです。活性酸素は体内で酸化ストレスを引き起こし、細胞に炎症を引き起こします。

さっきご紹介した肌の老化の要因は体内での活性酸素を増加させます。それにより体が錆びつき、慢性的な炎症を体に与えてしまいます。

だからこそ、アンチエイジングのために日常生活でできるだけ炎症を引き起こすような不摂生を避け、反対に炎症を防ぐような生活習慣を送ることが大切です。

炎症を防ぐためにできること

では、どうすれば炎症を防ぎ、肌の老化を遅らせることができるのでしょうか?

まずは、前述した外因性要因に含まれているようなもの避けましょう。できる限りでいいのでチャレンジしてみてください。

そして、筆者が最も重要だと考えるのは

           ズバリ食生活を見直すことです。

では具体的に食生活をどう変化させていくべきなのかを説明していきます。

炎症を防ぐ食生活について

以下では、食生活で積極的に摂った方がいいものと摂らない方がいいものをご紹介します。

炎症を促進する超加工食品とは?

炎症を促進する超加工食品

皆さんは超加工食品ってご存知ですか。超加工食品とは、工場で加工され、保存料や添加物が多く含まれている食品のことです。

例えば、インスタントラーメンや市販のクッキー、冷凍ピザ、清涼飲料水などがこれに該当します[3]

分かりやすくいうと、材料の原型がほとんど残っていないものですね。

超加工食品は私たちの身の回りに溢れており、安価で食べやすく、美味しいので毎日口にする人も多いのではないでしょうか?

しかし、この超加工食品は近年、炎症の一因であると考えられ、多くの研究で健康に対して悪影響を及ぼすと報告されています。

超加工食品には炎症を促進する酸化脂質、飽和脂肪酸、トランス脂肪酸、塩分などが多く含まれており、反対に体に必要な食物繊維やビタミンなどが少ないです。

実際にフランスで行われた大規模な研究では、超加工食品の消費割合が10パーセント増えるごとに全死亡率が14パーセント増加すると報告されました[4]

そのためアンチエイジングのためには中途半端に制限するのではなく、ほとんど取らないくらいの気持ちで臨む方が良さそうです。

また超加工食品は腸内フローラ(腸内細菌叢)にも悪影響を与える可能性が指摘されています[3]。腸内フローラは便通だけでなく、免疫にも関連していることが近年の研究でわかっており、肌荒れやニキビにも影響してくるのです。

そのため、食べ物を食べるときには「超加工食品」を控えることが大切です。生の状態で買ってきたものを生食or自分で調理して食べることがおすすめです。また、食品を買うときに原材料を表記したラベルを見る癖をつけておくこともおすすめです。余分な保存料や添加物が含まれていないものを選びましょう。

新鮮な食品を積極的に摂ろう

新鮮な食品を摂ろう!!

新鮮な食材を積極的に摂ることは非常に効果的です。

特に果物や野菜、魚やナッツ、肉類など、自然のままの食品には体に良い栄養素がたっぷり含まれています。これらの食品には抗酸化物質や抗炎症成分が多く含まれており、体の中で起こる炎症を抑える効果が期待できます[5]

特に新鮮な野菜や果物は、カロリーが低いわりに満腹感が得られます。新鮮な野菜や果物はたくさん食べても摂取カロリーが抑えられ、栄養の過剰摂取を防ぐことにつながります。

 

野菜や果物はたくさんの種類があります。何を食べたらいいのか迷ってしまいます🌀

そこで、筆者のおすすめが「スイカ」なのです!!

スイカがおすすめな理由

スイカは美容に最適な理由

新鮮な食品を毎日調理するのって、正直言って面倒臭いですよね。

かといって、超加工食品は健康やアンチエイジングの観点からは摂りたくない

そこでおすすめしたいのが「スイカ」のような生で買えて、すぐ食べれる食材です。

スイカは包丁で切るだけで食べることができるため非常に便利です。また豊富な栄養素も含まれるスーパーフードとしても注目されています。

「健康のために明日から甘いお菓子は一切禁止!!」と言われたら誰もがショックを受けますよね。

そんな方はケーキやクッキーの代わりに新鮮なスイカを食べましょう。スイカには超加工食品に含まれているような保存料、添加物は一切入っていないので、美味しくアンチエイジングに取り組むことができます。

以下ではスイカに含まれる美容やダイエットに役立つ効果をいくつかご紹介いたします。

スイカの美容効果

スイカの美容効果

1. 強力な抗酸化作用

スイカには、リコピンやビタミンCといった抗酸化物質が豊富に含まれています。これらは体内で発生した活性酸素を中和し、細胞を酸化から守ります[6]。この抗酸化作用によって、肌の老化を遅らせる効果が期待できます。

研究によると、毎日スイカを2カップ食べ続けた人は、総抗酸化能(体のサビを防ぐ能力)が有意に増加したと報告されています[7]

つまり、スイカを食べることで、体内の炎症や酸化ストレスを抑えることができるのです。

2. ダイエットをサポート

スイカはカロリーが非常に低く、100gあたりわずか30kcalしかありません。そのため、スイカはダイエット中にぴったりの食品です。お菓子やスナックの代わりにスイカを食べれば、カロリーを抑えつつ満腹感を得られます。

ある研究では、スイカを2カップ毎日4週間食べた人々は、同じカロリーのクッキーを食べたグループと比べて満腹感が高く、その後の空腹感も感じにくくなり、体重が減少したという結果が報告されています[7]

これなら、食べ過ぎを防ぎながら、体重を管理するのも簡単ですね。

3. 血流を改善して肌のハリをサポート

スイカにはシトルリンという成分が含まれており、体内でアルギニンという物質に変換されます。このアルギニンは、血流を良くする効果があります[8]。血流が良くなると、肌細胞にも栄養が届きやすくなり、肌のハリやツヤが増すという効果が期待できます。

特に、40代以降は血行不良が原因で肌がくすみやすくなりますが、スイカを取り入れることで肌に栄養が行き渡りやすくなるのです。血流が良くなることはメリットが多く、全身の健康にもつながります。

4. 抗炎症作用

スイカには抗炎症作用もあります。研究によると、スイカを食べ続けたラットの体内では、炎症マーカー(炎症の指標)が低下したとされます[5]

つまり、スイカは体内の慢性的な炎症を抑え、アンチエイジングの強い味方になってくれます。

私たちの体は日々の生活で外部からの様々なストレスを受けています。スイカを取り入れることで、こうした慢性的な炎症を予防し、体を内側から守ることができます。

結論

スイカで美容とダイエットをしよう

スイカは、美容とダイエットに効果的なスーパーフードです。抗酸化作用や抗炎症作用などにより、肌の若々しさを保ちながら、健康的な体重管理もサポートしてくれます。

また現在は農業技術の向上により、全国のスイカを一年中食べることができるようになりました。アンチエイジングのためにも毎日の食生活にスイカをプラスしてみることをお勧めします。

参考文献

[1]Wong, Q. Y. A., & Chew, F. T. (2021). Defining skin aging and its risk factors: A systematic review and meta-analysis. Archives of Dermatological Research, 313(8), 651-666.

[2]Gerasymchuk, M., Robinson, G. I., Vardinska, N., Ayedun, S. A., Alozie, S. C., Robinson, J. W., Kovalchuk, O., & Kovalchuk, I. (2023). Sex-Dependent Skin Aging and Rejuvenation Strategies. Dermato, 3(3), 196–223. 

[3]Tristan Asensi, M., Napoletano, A., Sofi, F., & Dinu, M. (2023). Low-Grade Inflammation and Ultra-Processed Foods Consumption: A Review. Nutrients, 15(6), 1546. 

[4]Adjibade, M., Julia, C., Allès, B., Touvier, M., Lemogne, C., Srour, B., Hercberg, S., Galan, P., Assmann, K. E., & Kesse-Guyot, E. (2019). Ultraprocessed food consumption and risk of all-cause mortality among middle-aged adults in France: results from the NutriNet-Santé prospective cohort. JAMA Internal Medicine, 179(4), 490–498. 

[5]Hong, M. Y., Beidler, J., Hooshmand, S., Figueroa, A., & Kern, M. (2018). Watermelon and l-arginine consumption improve serum lipid profile and reduce inflammation and oxidative stress by altering gene expression in rats fed an atherogenic diet. Nutrition Research, 58, 46-54.

[6]Csekes, E., & Rácková, L. (2021). Skin Aging, Cellular Senescence and Natural Polyphenols. International Journal of Molecular Sciences, 22(23), 12641. 

[7]Lum, T., Connolly, M., Marx, A., Beidler, J., Hooshmand, S., Kern, M., Liu, C., & Hong, M. Y. (2019). Effects of fresh watermelon consumption on the acute satiety response and cardiometabolic risk factors in overweight and obese adults. Nutrients, 11(3), 595. 

[8]Manivannan, A., Lee, E.-S., Han, K., Lee, H.-E., & Kim, D.-S. (2020). Versatile nutraceutical potentials of watermelon—A modest fruit loaded with pharmaceutically valuable phytochemicals. Molecules, 25(22), 5258. 

[9]Hall, K. D., Ayuketah, A., Brychta, R., et al. (2019). Ultra-Processed Diets Cause Excess Calorie Intake and Weight Gain: An Inpatient Randomized Controlled Trial of Ad Libitum Food Intake. Cell Metabolism, 30(1), 67-77.